コラム
就労ビザは通称名である
外国籍の方が日本国内で報酬を得る仕事に就いて働くには、入管が許可をした就労することのできる在留資格を保有している必要があります。この在留資格のことを通称就労ビザと呼ばれています。間違われやすい部分ではありますが、就労ビザは通称であり「就労ビザ」という在留資格はありません。
この働くことを目的としている、つまり就労することのできる在留資格には条件があり、ビザ（査証）のうち外交査証、公用査証、高度専門職査証、就業査証、起業査証、留学査証、特定査証などでは就労が認められていますが、観光査証、一般査証、短期滞在査証、通過査証、医療滞在査証、特定査証では、日本国内で就労をすることは認められません。
働くことを目的とした就労ビザの取得は外国籍の方にとって日本で暮らすためにとても大きなことです。このため、わからないことなどがある場合、将来的に業務にあたって計画的に就労することのできる在留資格を取得する必要がある場合などは専門家にサポートや相談を受けられるとよいでしょう。
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